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2011.08.31

歯ぐきが痛いのは歯周病のサイン!

虫歯の痛みに並んで多いのが「歯ぐきの痛み」です。歯周病の代表的な症状ですが、ほかにも原因はいろいろと考えられます。歯と歯ぐきの境目に小さな虫歯ができた場合、虫歯が直接痛むわけではなく、虫歯にたまった汚れによって歯ぐきに炎症が起こります。虫歯によって神経の死んでしまった歯も、その腐った神経に触れている根尖部分の骨に炎症を起こします。

ブリッジのようにほかの歯と連結されたクラウンは、セメントが破壊されて脱離してもすぐには外れません。歯とクラウンの隙間には唾液や血液が入り込み、腐ってしまいます。その汚物に触れている歯ぐきに炎症が起こります。また、レントゲンに映らないような亀裂が歯根に入った場合も、その亀裂に汚物がたまって亀裂付近の歯や歯ぐきに炎症が起こります。神経を取ったあと、根尖部の閉鎖が不十分な歯も同様に、その隙間に汚れがたまって、根尖部に炎症を起こします。

歯ぐきに起こる炎症には、口の中に生息している常在菌が深くかかわっています。傷口に常在菌が入っただけでは炎症は起こりませんが、そこに異物と判断されるようなものが混在していると、炎症が成立して痛みのアラームが鳴るわけです。したがって、歯ぐきの痛みを察知した場合は、どこに痛みの中心があって、異物と判断されるような原因がなんであるかを探らなくてはなりません。このような痛みの発信場所と発信理由を、できるだけ早く、的確に見つけ出して、その都度細かく対処していくことが望まれます。

歯根破折の場合、破折した直後はまだ歯ぐきの炎症はありません。数日後、破折した隙間に汚れがたまってくると、炎症が起こります。しかし、その症状をさらに放置しておくと、破折片は徐々に移動して、隙間は大きな空間になってしまいます。その空間には肉芽(にくが)が入り込み、汚れが貯留しなくなると炎症は治まります。

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