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2006.4.30

1本の歯の重要性

「歯なんて1本抜けてもたいしたことない

暫間義歯とは?

と、思われている方が多いようですが、これは大きな間違いです。乳歯から永久歯にはえかわる時期を除いては、1本も欠けることなくそろっていないと、さまざまな不調があらわれる可能性があります。ピアノの鍵盤が1つでも欠けると、うまく演奏できなくなるのと同じことです。

例えば、臼歯が1本なくなっただけで噛み砕く能力はおよそ半分まで落ちてしまいます。そうなると、細かく噛み砕かれない状態で食べ物を胃腸に送り込むことになり、消化器全般に負担がかかることになります。

また、歯が1本抜けるとその部分でうまく噛めないため、そこを避けておかしな噛み方をするようになります。こうなると噛むたびにゆがんだ力が余分な力が、あごを動かす筋肉・歯・歯肉・骨にダメージを与え、ひどい場合には顎関節症や顎ずれ症候群をおこすことさえあります。

それだけではありません。 歯を1本抜けたままにしておくだけで、歯並び全体がガタガタに崩れ、噛み合わせも悪くなってしまうこともあります。歯というものは、隣り合っている歯と噛みあっている上下の歯がお互いを支えあうことによって本来の位置を保つことができるものなのです。歯並びは1ヶ所おかしくなると、他の歯も必ず影響をうけてくずれてきます。

加えて、抜けた歯の隣や噛みあっていた相手の歯は歯垢(プラーク)がつきやすい状態になるので、むし歯や歯周炎になりやすくなります。大人が歯を失う原因の60%は歯周炎ですから、「たかが1本くらい」と思っていると、次から次へと歯を失っていくことになりかねません。

歯並びがガタガタになってからブリッジや義歯を入れようとすると、動いてしまった歯を正常な位置に戻さなくてはいけないので、費用も時間も余計にかかります。できるだけ自分の歯を残しておきたいと思うなら、抜けたままの状態は禁物です。できるだけ早く、適切な治療を受けることが必要です!

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