こちらでは医院からのNewsや歯に関するトピックなどをご案内しております。

2003.3.31

神経を取ると歯の寿命はどうなるの?

皆さんの中では、残念なことに「歯医者は恐い」と思われている方がいらっしゃるのではないでしょうか?統計をとったわけではありませんが、「痛くはないのだけれども、あのキーンという音が嫌いで・・・」という声が多いようです。ではあの「キーン」という器具はいったい何なのでしょうか?

あの器具は「エアータービン」と呼ばれ、仕組みはコンプレッサーという機械で圧縮した空気をつくり、その圧力の高い空気を羽根に吹き付けて高速回転させ、その力を利用して切削道具を回転させます。その回転数は、毎分約5万回転と超高速です。切削工具には細かなダイヤモンドが吹きつけられており「ダイヤモンドバー」と呼ばれています。あの「キーン」という音は、高圧の空気を吹きつける音と、羽根やダイアモンドが高速回転する音、そしてダイヤモンドバーと歯が接触時に発する音なのです。

エアータービンを使用することによって、電気モーターで回転する機械より小型軽量でより高速回転を実現しました。つまり、電気モーターで歯を削るとエアータービンを使用した時より患者さんは長い時間口を大きく開けていなければなりません。歯科医もその重さと大きさで腕は疲れ、細かい仕事ができなくなる恐れがあるのです。

また最近、痛みの少ない治療法として注目されているレーザーは確かに痛みも少なく音も小さいのですが、エアータービンより効率が悪く、削るのに3〜4倍の時間が必要なので大きな虫歯には不向きとされています。皆さんが嫌われているあの「キーン」という音がするエアータービンは、歯科治療に伴なう患者さんの負担を軽減するためになくてはならない器具なのです。

News一覧

pagetop